広葉樹チェリーの表札のメンテナンスをさせて頂きました。
その記録として今後のお客様、弊社の表札を掲げているお客様の参考になると思いご案内をさせていただきます。
(ご協力を快諾してくださいました、AZUMAさまありがとうございました。)
上記は2020年 納品時のチェリーの表札のお写真です。チェリーならではの光沢と品格があり、とても美しいです。
上記の写真は、メンテナンスが気になりご連絡を頂いた表札の様子。表面にうつる、黒い点々などが気になり、「カビが気になり・・」とご相談でしたが
戻ってきた表札をよく見てみるとおそらく経年でついたホコリやごみのような物ではないかと思いました。
コーティング剤の剥げは表札の縁の角に数ミリ見受けられました。そこに雨などが当たりグレーに変色しています。
表札の大部分のコーティング剤はまだ保たれているようでした。
チェリーの表面が白っぽくなっているのはおそらく紫外線によるもの、これもまた木の持っている経年変化です。
また木のカビや灰汁についても書かせていただいています。よろしければお読みください。
表面についているホコリなどを軽くサンドペーパーで整えるとこの美しい表情を見せてくれました。表面をほんの少し滑らかにしたくらいの程度でした。その後防カビ防虫剤、コーティングをして整えさせていただきました。
濃いあめ色の艶やかなチェリーの木肌が表れてとても感動しました。高級感が増して美しさに磨きがかかりました。こんな表情の表札に出会えるのは広葉樹の表札ならではの醍醐味だと思います。この後は落ち着いてこのままの色をキープしていくと思います。
(広葉樹の経年変化の様は一期一会なので同じチェリーでも同じような経年の様は辿りません。)
表札の設置場所のお写真も送って頂きました。
表札の設置場所から屋根は1Mくらいは覆われていて設置場所には問題のない場所だと思います。
雨や紫外線の影響は少しはあるかと思います。
AZUMA様の玄関がどちらの方位かお伺い仕損じましたが
今までの経験上、北向きの玄関の場合は屋根がさほどなくても比較的影響が受け難いようです。
以上となります、広葉樹の表札を検討されているお客様、弊社の表札を掲げて頂いているお客さまで表札のメンテナンスが気になるお客様方の参考になりましたら幸いです。